夏終わりの怪談。真夜中の不可解な音。
現在のニュージーランドは、
夏の終わりかけです。
先週末の暴風大雨のおかげで、
今週は少し冷えて来たように感じます。
私たちの住んでいる家は賃貸物件で、
二世帯住宅になってます。
上の階が大家さん、
下の階が私たちの居住区になってます。
もちろん、出入り口は別だし、
繋がっていません。
そんな一階に住む私たちの部屋なのに、
大雨、暴風の時は壁伝えに外から水漏れしてきます。
カーテンレールのところから、
少し出っ張ってる天井と壁の境目から、
大きな窓枠の下の割れ目から絨毯へ。。。
計3箇所。。。
3年ほど住んでますが、
初めの頃こそ嫌で嫌で仕方がなかったけど、
『住めば都』
安いお家賃に惑わされて、
いまだに引っ越せずにいます。
もちろん、
大家さんに話して修理を試みてもらったのですが、
なんせ、古いお家。。。(立派な大きおな家ですがね)
直ることはありませんでした。
前置きが長くなりました…
そんなお家ですが、
昨日の夜は雨が降っておらず、
良いお天気でした。
しかし、夜中の1時近くに変な音がし始めたんです。
「ポン…ポン…ポツン…」
寝ていた私が気づくくらいの大きさの音で、
とってもリズムカルに音がなり始めたんです。
「ポツン…ポツン……ポン…」
最初、雨が降っているのかと思ったのですが、
降っておらず。。。
もしかして、
数日前に降った雨がどこかに残ってて、
漏れてきたのかと思ったり。
しかし、
いくら探しても上にも書いた3箇所から
雨漏りはしていません。
怖くなった私は、
呑気に寝てる夫を起こし、
変な音がするから調べてと言いました。
起こされてから音に気付いた夫と、
一緒に音の出どころを探し始めました。
「ポン…ポン…ポン…」
部屋の明かりをつけ、
音のする方を必死に探しました。
すると、
雨漏りするカーテンレールの方から
何やらその音が…
「ポツン…ポン…ポツン…ポツン」
でも、
いくら見ても雨漏りはしてない。。
もしかして…
雨漏りのせいで、窓枠が腐って音を出してる？？
言われて見れば歪んでいるかも？
とかなんとか夫と言いながら、
音を止めるため、
2人で必死に音の出どころを探しましたが、
見つかりません。
それでもなお、音はなり続けます。
「…ポツン…ポツン…ポツン…」
一体、なんの音なの！！！
と、
まだ真夜中、
早く寝たい気持ちでいっぱいなのに、
音は止まないし、原因もわかりません。
そしてついに、私の口から出た言葉は、
「まさか、霊現象じゃないよね？」
と。。。。🙄
(ちょっと、本気で思った。。信じてないけども。。)
だって、
雨が降ってないのに
雨漏りに似た音。。
もし、窓枠かどっかが腐ってて出してる音だとしても、
なにかが違う。。。
もう、人成らざる者の仕業としか思えないくらい、
私は、眠かったのです。(笑)
いくら探しても音の原因となるものを
捉えられない私たち。。。
諦めモードの私、トイレへ。。。
そしたら、
夫が「あ！」
え？なになに何？？
何かわかったの？
慌てて部屋に戻ると、
「虫だわ」
へ？？？？
何が？？
なんのことを言ってるのかわからず、
見てみると、
カーテンレールの下のカーペットに
ゴキブリとコオロギを足したような虫が。。。
『ジャンプ！』
してたんですよ！！
そう！その虫がジャンプした時の音だったんです😳
えぇぇぇ！嘘でしょ〜！！
とか思いながら、
夫がその虫を駆除してくれたら、
パタリと止んだ音。。。
まさかの、結末。
あんな小さな虫が原因だったとは。。
古い家だと、こんなことも起きるんですね〜🥲
翌朝の今日。
起きた夫と、
「いや〜本気で心霊現象かと勘違いしそうになったよね〜」
「とりあえず原因がわかって良かった〜」
と、
呑気に昨夜の話をして、笑い合いました。
真夜中の不可解な音の原因。
無事解決です！(笑)
